先日の日曜日、午前中は弥栄消防分団の器具庫大掃除に行きまして昼から車で上賀茂まで。
上賀茂は祇園からだと渋滞無しでも30分弱かかる京都市の北の端です

お目当は去年からすぐき農家さんで直接仕入れに切り替えた、本物の賀茂すぐき
たくさん仕入れて持って帰りました

今日のお昼は漬かりにムラががあるからと奥様に貰った販売できないすぐきと、テストで炊いた棒鱈

すぐき、今年もあんじょう漬かってる
仕入にいって先方の大将と話し込みました
本物の京漬物と呼ばれるものはもうすぐきしか無いとおっしゃる
確かに現在の京漬物は調味液に漬け込んだサラダライクなものばかりで、塩のみ、昔ながらの乳酸菌発酵の漬物はすぐきしかありません

一口食べてみると酸っぱいというか甘酸っぱいというか乳酸菌の酸味が口いっぱいに広がります
雑味の無い本物の自然の味です
うちのおばあちゃんも好きだったなぁ

棒ダラは毎年同じように炊いてるのにお客様から甘い辛いの報告があり、うちのオカンが今年はテストで炊いて味を決めたなんて言いまして

でも棒ダラって専門店以外は料理屋さんでも炊かないしおせちのお重にも入れません
家庭の味ですから、それぞれの家の味があって当たり前、決まった味などない筈藤村屋の販売品は当家の味でええんちゃうの？と申したんですけどね

まあおかげでお昼ご飯が楽しいものになりましたので、それはそれでOKです

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