実は私、大学生時代にキエフさんでバイトしてたんですよ。
ウェイターとか晴れがましくて嫌やし、大学生の頃から食いしん坊やったんで厨房でアルバイトさせて貰いました。
アルバイトは料理屋さんばかりで和食、中華を経験しましたが、キエフさんのアルバイトが一番楽しかったです。
なにが楽しかったって、毎日ボルシチを食べさせて(飲ませて、かな?)くれはるんです。
ボルシチというのはロシア(ウクライナ)のスープで、日本で言うたら味噌汁ですかね?
これをアルバイトの度にシェフがご馳走してくれるんです。
うちの親父とシェフが同じ香川県出身という事で、ずいぶん可愛がってくれはりました。
日曜日とか学校が休みの日に午前中からアルバイトに行くと、お昼は、ボルシチにビーフストロガノフ、お三時はピロシキの具に餡子を入れたロシア風あんぱんにバラのジャムの紅茶と贅沢をさせて頂いたなぁ
あ〜思い出したらヨダレが出てきた
当時のオーナーが歌手の加藤登紀子さんのお父さんだったので、たまに加藤登紀子さんのディナーショーがあって、厨房でバタバタしながらも素敵な歌を聴かせて頂いたなぁ
今の社長さんは三代目になり、加藤登紀子さんの姪御さんです。
前置き、というか思い出話が長くなりましたが
そんなロシア料理の名店、キエフさんもこのコロナ禍で御多分に洩れず来店数が激減、2021年の秋現在も厳しい状態が続いておりましたが、「レストランキエフ伝統の味ビーフストロガノフをレトルトへ」プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを使って商品開発をされたのが、この商品です。
ビーフストロガノフは、簡単に言えばロシア(ウクライナ)の料理で、日本で言えばカレーライスのような、、、いや、どちらかと言えばハヤシライスに近いんでしょうか?
ソースは旨味がありながらもサワークリームを使ったさわやかな酸味がとっても美味しいんです。
サフランライスが合いますが、普通の白ご飯でも美味しいですよ。
レトルトパックですので、お湯で温めるか、電子レンジでチンして下さればすぐに完成です。
サフランライスは大手食品メーカーからサフランライスの素みたいなのが売ってますから、ご飯を炊く前に混ぜたら簡単にできます。
わたくし八代目の青春時代に想いを馳せながら(笑)、ビーフストロガノフを召し上がって頂けたらとっても嬉しいです。
ちなみにコロナ禍でもキエフさんは営業しておられますので、京都に御入洛の際はぜひロシアの味をお楽しみ下さい。
またキエフさんではお持ち帰り用の冷凍ピロシキなども販売されてますし、もちろんビーフストロガノフも販売されております。
ロシア料理キエフさんの場所は藤村屋から徒歩1分です
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