祇園町というところは、最近こそはすっかり観光地の様相を呈しているのですが、もともとは歓楽街であり、大人の町であり、ウフフな町であった訳ですから、夜に賑やかになりますゆえ、深夜営業の飲食店がたくさんあった訳です。
「たくさんあった」と過去形で書いたのはコロナ禍で多くの店が休店、閉店してしまい、2022年5月現在コロナ前の状態に全く戻ってないからなんです。

京めんさんもそんな祇園ならではのお店で以前はお昼前に開店して深夜３時頃まで開いてましたので、飲み会などで遅くなったり、神事が終わって八坂神社を出るのが午前0時を過ぎる祇園祭の還幸祭の帰りに利用させて貰ったりしてたのですが、コロナ禍で長いこと休まれたりしてて、しばらくご無沙汰してました。

雅楽のお稽古が午後9時過ぎに終わり、前を通ると開いてたので久しぶりに寄せてもらいました。

約2年ぶりに行ったのに、お店の方に覚えて頂いてるのは嬉しいですね。
やはり夜の祇園はコロナの痛手から全然回復してないようで（それはまあ藤村屋の売上の悪さで日々体感してるのですが）、京めんさんも先日まで夜11時まで開けていたものの、全然ダメなので来週から10時閉店に短縮するとおっしゃってました（2022年5月の話）

早くコロナ禍が終わって日常に戻り、祇園町本来の姿に戻ったら良いですねぇと言いました。

京めんさんは、祇園花月のあるビルの一階にあり、というか祇園花月が来る前から京めんさんがあるのですが、祇園花月に出演される芸人さんがたくさん来られるのか、色紙がたくさん壁に飾ってあります。

京めんさんはセットメニューがたくさんあるんで悩んだのですが、セットはどんぶりがミニサイズになるので、親子丼単品をオーダーしました。

親子丼にお吸い物、漬物が付いてます。

うっかりメニューを撮影し忘れたのですが、確か親子丼単品で千円を少々越えていたと思います。

祇園周辺の店屋物の価格って、
四条通りに面してる観光客向けの店＞深夜営業もしてる飲み客向けの店＞祇園に住んでる人や働いてる人向けの店
で全然違うのですが、京めんさんは深夜営業もしてる飲み客向けの店なので価格も中間帯かと思います。

親子丼は麺類やさんだけあっておダシが効いてふわとろ卵で鳥もも肉で九条ネギな、私的に満点な親子丼でした。

京めんさんの最寄駅は京阪電鉄 祇園四条駅から徒歩7分です。
最寄りの観光地は八坂神社徒歩１分です。