先日大阪へ行った時に時間があったので日本一長い商店街の天神橋筋商店街を歩きました。
商店街が好きなんです、ブラブラ歩くと個性的な店がたくさんあるのでワクワクします。
で、ちょっと横道に外れた時にせまい路地で見つけたたこ焼き屋さん。

間口が一間あるかないかという狭い店でしたが、なかなかシブかったです。
たぶん店名がご本人だと思う80歳超えてるお婆さんがまめに動かはる
その娘と思しき方がたこ焼きを忙しく作りながらも、世間話なんかも交えながらずっとしゃべって接客してはる。
小さめですが10個で300円という京都ではありえない価格ですが、支払いの時に「はいおまけ50円」と50円玉を返してくれはりました![]()
実質250円。
先に食べてた子供連れの親子には、おまけの返金+チューペットあげたはりました。
実質250円のたこ焼きやのに、ちゃんとお茶も入れてくれはります。
「今日も暑いなあ」とか言いながらお婆さんがシワシワの手で氷を増量してくれはりました
コップにダイレクトに![]()
飲食店で若い店員さんにやられたら嫌だけど、お婆ちゃんの手なのでキタナいと感じない、不思議なものです。
藤村屋のお母んも私の昼食を作ってくれてる時に「コロッケもう一個食べるか」とか言いながらコロッケを手で掴み皿に乗せてきます![]()
なので、なんだか親戚の家でご馳走になってるような錯覚を覚えました。
ふわトロのたこ焼きを食べながら
「250円の商いで僕はここまで出来ひん、商売人失格や。 小さい商いも大事にせんとあかん」
と思いました。
大阪はさすが商人の街です。
時間にして5分足らずだったのですが、すごく勉強になりました。
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