秋の京都は毎日お祭、三栖神社 炬火祭の残火対策は万全でした

三栖神社 炬火祭
京都地元民観光

京都のお祭と言えばまず思い浮かぶのが京都三大祭の葵祭、祇園祭、時代祭ですが10月になりますと市中の多くの神社で毎週末お祭が斎行されます。


日本全国ほとんどそうだと思いますが、最近のお祭は週末に斎行される事が多いので日程が重なり、どのお祭に行ったら良いのか迷う贅沢weekとなります。
ちなみに去年は京都じゃなくて土曜日は滋賀県の大津祭の宵宮に、日曜日は粟田祭の夜渡り神事に行ってました。

10月11日は伏見は御香宮神社の花傘パレードへ

私の住居、京都祇園から御香宮神社最寄りの伏見桃山駅はお京阪(京阪電車の事を地元民はお京阪と呼びます)で15分足らず。仕事終わりに移動しても余裕で間に合いました。
伏見で一番大きな大手筋商店街から御香宮神社の門の前まで関係団体の花傘が進みます

大手筋商店街
御香宮神社花傘行列銀座四丁目

銀座といえば現代は東京銀座ですが、それよりも歴史が古い伏見の銀座の町内の方々と花傘

さすが伏見区、京都の中でも人口が多い区でありますから大手筋通から御香宮の境内中までたくさんの人が来られます。

御香宮神社の境内は特に出店で賑わってました。
参拝も長蛇の行列で、いつもの如く列には並ばず横から拝ませて頂きました。

人の参拝スタイルにケチをつけるわけではありませんが、最前列で手を合わせてなにやら願い事を呪文のように長時間唱えてる人が最近多いです。
神社のお詣は厚かましく願い事をするよりも日々健やかに過ごさせて頂いてるお礼を申し上げるべきだと思ってます。
どうしてもなお願いがある時はきちんと正装して正式参拝しご祈祷を受けるべきだと思ってます。

10月12日は中書島の三栖神社 炬火祭へ

翌日の12日、午後二時頃までは某お宮で結婚式の雅楽ご奉仕をさせて頂いて、店へ帰ったら仕事をして藤森神社で雅楽のお稽古に参加して、その足でお京阪に乗って中書島までやってきました。
結構ハードな1日です。
なんでこんな事を書いてるかと言うと、お祭三昧で遊んでばかりだと思われるのを回避するためです😊

知人が祇園祭の後祭で巡行する鷹山のお囃子をしてはって、その方より奉納演奏してるから見に来いとコロナ前から言われてたんですが、なかなかタイミングが合わず、5年越しぐらいでようやく見に行けました。


うーむ、人多すぎて近づけずお囃子の音しか聞こえない。

秋の祇園囃子ってなんだか不思議な感じ。

知人が家族で来ていたので、ベストポジションがわかったのですが、人が多すぎたせいなのか例年より点火位置がずいぶん先になったようで、動く松明についていったものの

「遠くて火事だ!」みたいな感じでしか見られませんでした。

三栖神社 炬火祭の松明が遠くの方で燃えてる

二年間に祇園祭の神輿洗の松明の残火処理が出来ていないと警察に怒られたので、三栖神社 炬火祭は残火処理をどうされているのか、消防団員視点で確認してみました。

松明は巨大だけど、祇園祭の松明が竹製なのに対して蘆(アシ)で出来てるようなので一気に燃え上がるが火が消えるのも早そう。

我々弥栄分団も使用してるジェットシューターを担いではる地元団員さん重たいのにご苦労様です。
この画像の奥に見えるのが葦で作られた三栖神社 炬火祭の松明です
太くで大きくてうらやましいです

三栖神社 炬火祭の消化用の水を積んだトラック

その後をトラックに積んだ水タンクからも放水してて、さらにその後にはブラシ付きのパッカー車まで追いかけてきてる。

三栖神社 炬火祭の道路清掃車
三栖神社 炬火祭のお掃除部隊

ホウキ部隊もおられて完璧な後始末体制でとても感心しました。

お祭で大事なのはこういう裏方の仕事をしてくれる人達なんですよね。

鷹山の囃子方の知人と合流して、前から行ってみたかった揚子江という町中華でたらふく食べて帰路につきました

中書島揚子江の天津飯

全然関係無い話ですが
2年ほど前だったか、うちに一通のダイレクトメールが届きました
中書島の大連というスナックからのメールで、呑みに来てくれって内容でした

オンラインショップを運営しててメールアドレスを公開してますので、毎日数百通の迷惑メールが届きますが、このようなローカルなDMは初めてでした。
ネットで調べたら実在してて餃子が美味しいって書いてあったので、ちょっと怖いですが来年は様子を見に行ってみようと思ってます。

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