万博を予約してた日に、どんなイベントがあるかな？と調べていて見つけた令和今昔四季物語絵巻
人間国宝が3人も出はるのでこれは観たい！、いや観ないといかん、京舞の人間国宝、井上八千代さんも出はるんだから祇園町の人間として、これは観せて貰わな如何と思いました。
3日前予約が出来る日に万博のチケット予約サイトにアクセスすると一時間待ち
予約は深夜0時に開放されるので、夜中に激混みになるんです。
せめてお昼に開放したらどうですかねえ？？？
翌日は消防団の査閲があるのにぃと眠い目をこすりながら夜中の1時まで待たされながらもバッチリ予約とりました。
万博は今日で２回目。
１回目は電車のアクセスが良い東ゲートを予約して入りましたが、これが大間違い
電車は激混みだし、ゲート前で一時間近く待たされるして散々でしたので、空いてるらしい西ゲートから入りました。
西ゲートからの入場はJRとシャトルバスなんですが、JRの駅の一つ前の駅はUSJの駅です。
車内の若者のほどんどはUSJで降りました。
すぐ近くで期間限定の万博がやってるのにUSJで降りる？
車内はほとんどが中高年以上のおっさんおばさんだけになりました、私を含めて
世界を知るために若いにこそ万博を観て欲しいのですがねえ。残念です。
大屋根リングの外にあるEXPO ホール「シャインハット」
なんとなく太陽の塔のイメージがあるのは金色部分のでいでしょうか？
お手洗いに行くと演者の方々とすれ違いました。 期待値マックスですね。
開演前、スクリーンには出演者の紹介が映し出されてました。
最後は演者さんが舞台に総出です。
上演中は撮影禁止でしたが、フィナーレのみ撮影許可が出てました。
素晴らしい企画でした。
古典芸能公演では絶対に無い演出も斬新でした。
斬新過ぎて最後の方、スクリーンに映写されたCGの富士山っぽい山に出演者、観客一同で一礼は
「えっ？」
となりましたけど。
素晴らしかっただけに、少し残念だったのが観てるのはほとんど日本人のおじさんおばさんだったこと、もちろん私も含めて。
万博内は学校行事として来ているたくさんの小学生が来てましたし、そういう子供たちにこそ日本の古典芸能を観て貰う良い機会のはずなのになあ。
海外の方に観て貰えるようにもっと留学生を抱える教育機関などに招待状出した方が良いと思いました。
井上八千代さんの京舞では祇園甲部の芸妓さん方が鳴りものをされており、仕込みさんの頃から知ってる芸妓さんが上手に笛を吹いてはりニンマリ
天王寺の雅亮会さんの蘭陵王も、素晴らしかった。
秋の中秋の名月に大阪は住吉大社の反橋で奉納演奏をされているのは知ってて、いつか行きたいと思ってたのですが、それを模したものをまさか万博で観られるとは
人間国宝お三方の芸を万博の入場料だけで観せて頂けるなんて、本当に「ありがた山の寒がらす」でございました。
インスタグラムに公式のポストがありました。
こんな感じの公演でした。
以下演目を天王寺雅亮会さんのSNSより引用。
■ 演目ハイライト（90分間）
出演：小笠原清基 (弓馬術礼法小笠原流次期宗家)
②元旦 能「翁」奉納
出演：金剛永謹（能楽金剛流二十六世宗家 人間国宝）・大倉源次郎（能楽小鼓方大倉流十六世宗家 人間国宝）
③年始め : 和歌披講 言霊の幸ふ国
出演：近衞忠大（五摂家筆頭 近衞家次期当主)
④花見・種まき：狂言 三番三 鈴の段
出演：茂山七五三（能楽師大藏流狂言方 人間国宝） 茂山千五郎（能楽師大藏流狂言方十四世当主）
⑤盂蘭盆会：悔過と盂蘭盆会の祈り
出演 : 加藤朝胤(法相宗大本山薬師寺 管主)
⑥中秋の名月：住吉大社 観月祭 奉納舞楽「蘭陵王」
出演：天王寺楽所雅亮会
蘭陵王舞人 小野真龍 （天王寺楽所雅亮会理事長）
⑦新嘗祭：「倭文」
出演：井上八千代（京舞井上流五世家元 人間国宝）
⑧年納め：能 「高砂 (仕舞) 」 (高砂を謡おう)
出演：大槻文藏(シテ方観世流能楽師 人間国宝)
⑨ 世界平和への祈念 ：調和の精神 山の声と平和の風
(山伏による祈り・法螺貝の吹奏・巫女舞の奉奏)
出演 : 五條良知(総本山金峯山寺管長)
宮澤伸幸(一般社団法人日本文化伝承協会専務理事)
⑩フィナーレ
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