
5月5日はオジサンが子供に還る日
なので今年も懐かしのアニソンコンサートに行ってきました。
御年80歳超えの、ささきいさおさんが、その年齢でかかったら普通死ぬという病気になられて心配してましたが、なんと奇跡の復帰。
入院の報で肺に影響が残るような記事があったので、回復されても歌手復帰は難しいかもと絶望してたのですが、見事に復帰なさいました。

この日も病気にならはる前より声出てるんちゃう?と本当に肺の病気にならはったんやろか?という素晴らしい歌声に感動し、目が熱くなりました。
ささきいさおさんが現役で関西に来てくれる限りは、コンサートに行き続けようと思いました。
自身も還暦前で色々体に不具合が出てきましたが、ささきいさおさんや藤村屋お母んを見習って生涯現役で頑張りたいものです。
堀江美都子さんも益々お元気で、フィリピンの第二国歌と呼ばれているボルテスファイブを熱唱されました。
▲ボルテスVがフィリピンで人気な理由開設(クリックして読む Ai作成)
『超電磁マシーン ボルテスV』がフィリピンで絶大な人気を誇る理由は、単にアニメ作品としての面白さだけでなく、フィリピンの歴史や文化、国民性と深く結びついている点が大きいです。主な理由を以下にまとめます。
1.放送当時の社会状況との共鳴:
◯マルコス独裁政権下での放送: ボルテスVがフィリピンで最初に放送されたのは1978年。当時フィリピンはマルコス大統領による戒厳令下の独裁政権でした。
◯抑圧からの解放というテーマ: ボルテスVの物語は、圧政を敷くボアザン星人と、それに立ち向かい地球(そしてボアザン星の民衆)を解放しようとするボルテスチームの戦いを描いています。この「抑圧からの解放」「自由のための戦い」というテーマが、当時のフィリピン国民の心情と強く共鳴しました。多くの人々が、ボルテスVの物語に自分たちの状況を重ね合わせ、希望を見出していたと言われています。
◯突然の放送中止: 最終回直前の1979年、マルコス政権によってボルテスVは「子供に暴力的影響を与える」などの理由で放送中止に追い込まれました。しかし、多くの国民はこれを政権批判的な内容を恐れた弾圧と捉え、かえってボルテスVは「自由と抵抗の象徴」として伝説的な存在となりました。
2.普遍的なテーマと家族愛:
◯家族の絆: 主人公である剛三兄弟と父・剛健太郎(ラ・ゴール)の物語は、強い家族の絆を描いています。フィリピンは非常に家族を大切にする文化があり、このテーマが深く受け入れられました。特に、離れ離れになった父を思い、再会を願う姿は多くの人の心を打ちました。
◯身分違いの愛と差別への抵抗: ボルテスVの物語には、角のある者と角のない者との差別(ボアザン星における支配階級と被支配階級)や、それによって引き裂かれる愛(剛健太郎とロザリア、ハイネルとカザリーンなど)が描かれています。これもまた、社会的な不平等や差別に対する普遍的な問いかけとして、多くの人々の共感を呼びました。
3.魅力的なキャラクターとストーリー:
◯ボルテスチームのメンバーそれぞれが持つ個性や成長物語、そして敵でありながらも悲劇的な背景を持つプリンス・ハイネルなどのキャラクターは非常に魅力的でした。
◯勧善懲悪だけでなく、敵側にもドラマがあり、単純ではない物語の深さが多くの人々を引き込みました。
4.印象的な主題歌:
◯「ボルテスVの歌」はフィリピンでも非常に有名で、多くの人が日本語の歌詞のまま歌えます。このキャッチーで勇ましい主題歌は、作品の人気をさらに高める要因となりました。
5.世代を超えた継承:
◯マルコス政権崩壊後、ボルテスVは再放送され、改めてその人気を不動のものにしました。
◯当時の子供たちが大人になり、親の世代からボルテスVの物語やその背景を聞かされ、作品は世代を超えて語り継がれる「国民的アニメ」のような存在になっています。
6.実写リメイク版『Voltes V: Legacy』の成功:
◯2023年にフィリピンで制作・放送された実写リメイク版『Voltes V: Legacy』が大成功を収めたことは、ボルテスVがいまだにフィリピンで強い影響力を持ち、愛され続けていることの証明と言えます。このリメイクは、原作への深いリスペクトと共に、現代の技術でボルテスVの世界を再構築し、新たなファン層も獲得しました。
これらの要因が複合的に絡み合い、『ボルテスV』はフィリピンにおいて単なるアニメ作品を超えた、特別な意味を持つ存在となっているのです。
亡くなられた水木一郎アニキを偲んでアニキの歌を掘り起こすコーナでは、懐かしのアストロガンガーを4人で歌ってくれはりました。
若い世代が多い観客は馴染みの無い歌にポカーンとしてはりましたが、ドツボ世代の私にはジャストビンゴでございました。
開演17時から閉演20時まで3時間ずっと熱いライブでございました。

帰りに淀屋橋にもあるインデアンカレーで、大盛りルー増しをいただきました。
辛いものは全般に苦手ですが、ここのカレーは甘辛くて美味い。
キャベツのピクルスが付け合わせで出るんですが、これが甘くて美味しくて、これが無ければ辛口苦手な私は最後までインデアンカレーは食べきれないのでした。
※ライブ画像についてはアンコール時にSNS等で宣伝するようにと撮影許可がありましたので撮影しましたもので決して盗み撮りではありません。
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