この日は午前中に雅楽のお稽古に信楽まで行ったんですが、信楽インターからの道中の桜があまりに美しく、昼から映画へ行く予定をしてたんですが、映画館に引っ込んでる時期やないわ!と思い立ち、里山の桜を見に大原まで行ってきました
大原里の駅で遅めの昼食を頂いた後、約半年前の三千院への参拝の時に学んだ、門前真ん前の駐車場まで一気に車で上がりました
門前の駐車場は台数が少なめで、途中離合できない場所もありますので、ハイシーズンは避けた方が良いと思われます
三千院の入口より奥へ向かいます
大原女さんのお地蔵さん?
三千院にはたくさんのお地蔵さんがあったのですが、こちらは大原女さんを模した比較的新しいお地蔵さん?が迎えてくれます
ちなみに大原女さんというのは、大原の里から里で取れた野菜などを京都の洛中に売りに来る女性のことで、私の若い時、平成の初め頃までは祇園にも大原女さんがお漬物のすぐきやなんかを売りにこられてました
宝泉院さん入口
こちらが宝泉院の入口の門
向かって右側に拝観料の受付場所があるのですが、大人1人900円でした
小さいお寺なのにけっこうするなあと思ったのですが、お抹茶の接待付きで900円なので、とても値打ちがありました
帰宅後、宝泉院さんのHPを観たらこの値段も2024の4月から値上がりした値段だったようで、以前はいくらだったか存じませんが大変リーズナブルなお値段だと思いました
五葉松
門をくぐってすぐに樹齢700年の五葉松が見えます
立派な松です
宝泉院さんの囲炉裏
大原の里山が見ながらお抹茶を頂く
宝泉院さんの水琴窟
床から生えてる竹に耳を当てると水琴窟の音が聞こえます
スマホのマイクを近づけてみました
聞こえますでしょうか?
伏見城から移設されたという血天井
徳川家康の家臣・鳥居元忠が関ヶ原の合戦の前に伏見城に籠り、豊臣勢に攻められて全員絶命し、その時に血に染まった床を、供養の意味で京都のいくつかの寺で使われているんだとか
去年の大河ドラマ、どうする家康でもそのシーンがありましたね
私の住処の祇園から近いところだと、七条の三十三間堂近くの養源院さんにもありました
宝泉院さんのミツマタ
なんで「ミツマタ」なんだろうと思ったら枝が三叉でした
見事に全部の枝が三叉に分かれてました
お庭に猿田彦さんが祀られてました
拝観時間、ゆっくり観て回って一時間弱でした
僕のような野暮な人間はあまり広大なお寺を拝観すると、途中で飽きてしまうのですが、宝泉院さんはちょうどよい広さと、どこを観ても絵になる景色でとても楽しめました
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