お昼ご飯は今年のお誕生日で81歳になる藤村屋のお母んが作ってくれてます。
NHK出版の「きょうの料理」と80歳なのに「きょうの料理ビギナーズ」の定期購読本が届くのを楽しみにしている料理好きの母ですが、5年ほど前に父を亡くしてから晩御飯を一人前の少量しか作れず、料理好きの性か、その分を全力でお昼ご飯に注いでくれるので、大変美味しいお昼ご飯を頂いてます。

この歳になってマザコンかと言われると思いますが、やはり母の料理の味は生まれた時から食べてる訳で一番口に合いますもんねえ。

例えばこれはある日のお昼ご飯なんですが

赤魚の煮付
ニシンと茄子の炊いたん
千切り大根
かぶらとカニ身のあんかけ
鯛アラと京豆腐のおすまし
とり貝の酢の物
壬生菜の漬物

と、ほんまに全力で作ってくれるのです
出来合いは壬生菜の漬物だけです。

またある日は

コロッケ
ポテトサラダ
レタス山盛り
小松菜とおあげさんのたいたん
なんきん
わかめとおじゃこの酢の物
金時豆

息子の健康を考えてか、お野菜は常に3種類は用意してくれはります。
コロッケは揚げたてのアツアツ
出来合いは金時豆だけです。

そんな藤村屋のお母んが
「今日は鶏肉が余ってるし親子丼でええか？」
として作ってくれたのがこちらです

親子丼
キュウリとミョウガとちりめんジャコの酢の物
京豆腐（千代豆腐）のお吸い物

お母んは市販のだしは使わず、常にカツオ節でとったダシを冷蔵庫にストックしてますので、親子丼の味はヨカッタのですが

親子丼に玉ねぎが入っている！
コストを考えてない大ぶりの鶏肉とか荒削りの混合節からとった腰の強いダシの味とか、玉ねぎじゃなければ100点満点なのに
親子丼に玉ねぎはあかん、青ネギにしてって普段あれだけ言うてるのに
、、、、いや言うてない
よう考えたらお母んに親子丼作ってもらった事ってほとんどありませんでした

そうそう、親子丼はおばあちゃんにはよく作って貰ってました
以前ここで紹介したまつ山さんとそっくりな親子丼

という訳で次からは九条ネギの斜め切りを作る前にリクエストいたします

ちなみになんでこんな手前お母ん味噌みたいな記事を書いてるかというと、お母んがここ数日体調を崩しててお昼ご飯を作って貰えて無いからです。
早く元気になっても貰わないと乳ばなれの出来てない息子（５５歳）が困ります

祇園藤村屋の最寄り駅は京阪本線 祇園四条駅（徒歩１分）
か
阪急電鉄京都線 京都河原町駅（徒歩5分）です
近くの観光地は、八坂神社、建仁寺、南座、京都市祇園新橋（重要伝統的建造物群保存地）などがあります
（注）お母んの親子丼は藤村屋に来て頂いても食べられません