注文してから27年後に届くという驚きのコロッケを売っている旭屋のご主人が、個人フェイスブックでよく紹介されている神戸三宮の糀屋さんにようやく行く事が出来ました。
私も糀屋さんのフェイスブックをフォローしてるので、ちょくちょく上がってくる美味しそうなすじ玉丼の画像に心奪われていつか行きたいとブックマークしてたのです。

京都から阪急電車で約80分、久しぶりに来た神戸三宮
三宮駅から徒歩6分、三宮市場・西館飲食街（地下1階）に糀屋さんはございました。
この西館飲食街という所、この一角だけおしゃれな神戸のイメージとは少し違う、戦後のドヤ街の雰囲気というか昭和感が溢れるというか、な、飲食店がたくさん並んでる場所です。

あった！ここか糀屋さんは！
思ってたより狭い、間口４mほど、店内はカウンターのみの６〜７席でした。

日曜日の13時半、昼食にしては遅めになったので、ちょっと空いてきてるかな？と甘い希望を抱いていたのですが、旭屋のご主人がいつ行っても行列が出来ているとFacebookに書いてはる通り、やはり糀屋さんに行列は出来てました。

私、基本的に待つのが苦手なんです。
藤村屋の近所の有名店に行列が出来てるのを見ては
「もったいない、その時間で京都の名所をいくつも観られるのに」
と（繁盛店の商いがとても羨ましいので）うそぶいてるのですが、待ってはるのは６名ほど、どんぶりなので回転も速いでしょうし、神戸三宮まで来る機会もそうそう無いので、我慢して待つ事にいたしました。

待っている間にメニューを見ます。
メインメニューのすじ玉丼に、親子丼、すじカレー、その他少々
アイテムは少ないですが、ミニ、小盛、並盛、大盛とサイズは細かく設定されてます。

細かいサイズ設定に、思わずニヤリといたしました。
それは

小盛なら、親子丼とすじ玉丼、両方頼めるや無いですか！

以前、京都大学近くの百万遍の大力餅さんや、同志社大学近くの松乃屋さんの大盛り親子丼を注文して、大変厳しい状態に陥りましてから、もう以前のように無茶食いが出来ない年齢だとはっきり認識しました。
もう無理はしないのでございます。

という事で、待つこと約10分、店内に案内されて親子丼とすじ玉丼の小盛を頼みました。

先に届いたのがすじ玉丼です。

丼には味噌汁とタクアンが付いてます
すじ玉丼と親子丼を頼んだので、味噌汁が二つ付くはずなんですが、店員さんが
「味噌汁は２つも必要無いでしょうし、トッピングの温泉卵に変えましょうか？」
と気の利いた事をおっしゃって下さいました。

このブログのテーマ、親子丼をいただく前に、すじ玉丼を食べて良いか悩みましたが、我慢できずパクリ
もぐもぐもぐ。。。。

美味い！

なにこれ？めっちゃ美味い
想像してた味と全然違います

牛すじを炊いてあるというので、ドテ焼き的な濃い味付けか、すき焼き的な甘辛い味を想像してたんですが、思ってたよりあっさり目で、スジがじっくり煮込んであってとてもやわらかい。

汚い画像で申し訳ないです。
美味すぎて無心に食べていて、ふとブログ用の写真を撮るのを思い出しました😅

さすが、注文してから27年後に届くという驚きのコロッケを売っている旭屋のご主人がオススメしてはるだけの事はあります。
細めのレンゲもとても食べやすく、小盛をぺろっと平らげました😍

他の人が食べてるのを見て思ったのですが、並盛りと小盛りはご飯の量が違うだけで、具の量は同じように見えました、あくまで私の主観ですが。
私的には小盛りがご飯と具のバランスが合ってるように思いましたが、お腹が減ってたら迷わず大盛りを選んでたと思います。

周りのお客さんを見てると、カレールーのトッピングを注文してる人が多かったです。
味変にカレールー、なるほど、この味なら合うかもしれない。
次回来れたら、トッピングのカレールーも必ず注文してみます。

そして親子丼

親子丼、不味くは無いんですが。。。

すじ玉丼にはプラスに働いた大量の刻みネギが親子丼の味をぼかしているし、親子丼に玉ねぎが入ってるので、ダブルねぎねぎは余計過ぎですね。
大ぶりの鶏肉は良い鶏肉を仕入れられてるのか美味しかったのです。

なんしか、すじ玉丼の衝撃が凄すぎて、麹屋さんではすじ玉一択しかない、そう思いました。

神戸三宮 糀屋さんの最寄り駅は阪急電車神戸線 神戸三宮駅（徒歩6分）
か
JR 三宮駅 （徒歩6分）です