神戸 平野の祇園神社に詣って、湊山温泉で汗を流し、みなとやま水族館のトビハゼに癒されてきました

平野祇園神社の鳥居
新!八代目日記

私は京都祇園の八坂神社の氏子であるのですが、八坂神社の祀っている牛頭天王、素戔嗚尊を祀っている神社にお詣りに行ってみようと思い立ち、姫路の広峯神社信楽の新宮神社愛知県の津島神社、丹波篠山の波々伯部(ほうかべ)神社などに詣ってきましたが、今回は兵庫県神戸市は平野の祇園神社に行ってまいりました。

藤村屋の最寄り駅、阪急電車京都河原町駅から乗車、阪神戸三宮駅まで約70分。
三宮の地下街で前から行きたかった糀屋さんのすじ玉丼を食べて、神戸市バスに乗って約10分、そこから徒歩で約5分、合計一時間三十分ほどの行程でした。

平野の祇園神社の石標

バスを降りて、祇園神社の石道標の方角に住宅街を歩きますと

住所票にも「祇園町」の文字が
もうちょっと歩くと

神戸の六道の辻

六道の辻に出ててまいりました。
googlemap頼りに歩いてたら表示されて気がついたんですけどね

京都の六道の辻といえば、建仁寺の南側、松原通(旧五条通り)の六道珍皇寺あたりの事を言い、あの世とこの世の境目なんて言われてる場所なのですが、まさか神戸まで来てあの世とこの世の境目をウロウロする事になろうとは。
90分かけて移動したのに、なんだかホームタウンに戻ってきたような錯覚に陥りそうになります。

神戸の六道の辻にあった石

ここが六道の辻だと気づいたら、道路にあった石もなにやら意味深なもののような気がしてくるから不思議な事です。

祇園神社の鳥居前に着きました

平野の祇園神社の石鳥居
神戸平野の祇園神社の階段

90段ほどと、なかなかの階段です

階段の途中にこんな恐ろしげな標識がたっておりました。

標識を眺めるふりをして息を整え、もうあと半分

神戸平野の祇園神社の石段

境内まで上がりました。

境内まで登ってから気がついたのですが、下調べで階段を登らないとお詣りできないと思ってたのですが、すぐ横を通る有馬街道から車で本殿まで上がれる車道が横にありました。
一緒に清々会の神社巡りをしてる方がご高齢なので今回はご一緒しませんでしたが、車移動ならお連れできたなあと少し反省。

平野の祇園神社の境内

神戸平野の祇園神社の舞殿から本殿を望む1

平野の祇園神社の舞殿

神戸平野の祇園神社の舞殿から本殿を望む2
すぐ後ろに山が迫っており急傾斜地の標識があった意味がよくわかります

平野の祇園神社 本殿

本殿で二礼二拍手一礼てにお詣り、授与所にて蘇民将来符と御朱印を頂戴してきました。

神戸平野祇園神社の蘇民将来符
神戸平野祇園神社の蘇民将来符
神戸平野祇園神社の御朱印

ちなみに御朱印は全国清々会という素戔嗚尊を祀ってる神社の会が発行している御朱印帳に書いていただきました。
御朱印帳は京都の八坂神社で求めました。

全国清々会の御朱印帳

お詣りして清々しい気持ちになって高台にある境内から、平清盛もこの景色を見たいかなぁと思いながら神戸の街並みを見る。
この日は秋晴れのホントに良い天気でした。

境内から神戸市内を展望

大通りをそのまま帰ってもつまらないのでなんとなく住宅街の細道を歩いてみる。
神戸の方ってよくこの勾配のある町に住めますよね。
三宮あたりでも駅から異人館とか山手の方へ行こうとすると結構な勾配がありますよね。


盆地住みの京都市民の上から目線では無くて、本当に感心します。
健康のためにはこういう町に住んだ方が良いのかな、なんて思ったり。

バス停に向かってぶらぶら道なりに歩いてると、大量の温泉マークのある、なんだか面白そうな建物を発見!

湊山温泉ですって!
9月も末のこの時期なのに暑くて結構汗をかいたので、迷わず突入!

湊川温泉の下駄箱

ええ、感じや、ええ感じやとつぶやきながら入浴。
ここのお風呂は有馬温泉と同じ泉質やそうで、確かに湯船のお湯は有馬温泉の銀泉ぽい感じがしました。
こんな銭湯が近くにあるなんて、ご近所の人が羨ましい
ええお湯でした。

湊山温泉のサイダー

風呂上がりに地元産のサイダーで一服。
シャンペンと書いてありますがサイダーです。

祇園神社の下調べをしてた時に見つけたみなとやま水族館にも寄ってみました。
湊川温泉より徒歩5分ほどです。


私、実は小学生からのアクアリストでして。
最盛期は水槽6台ほど管理してました。
今は忙しいので手間のかからない金魚、メダカ、ポリプテルスの水槽3つだけですが

みなとやま水族館のクラゲ水槽
みなとやま水族館のクラゲ水槽

みなとやま水族館は2022年の7月に出た新しい水族館です。
ここの水族館、少し展示変わってて水槽の周りにカーペットが貼ってあって、地べたでゆっくり鑑賞できるんです。
もともとが廃校になった小学校の跡地利用という事なので、ただ見て綺麗な水族館より、じっくり観察するって事に主眼を置いたレイアウトなのかな?

小さな水族館ではありますが、人多すぎで流されるように見なくてはいけない人気水族館より落ち着いて楽しめます。

みなとやま水族館のチンアナゴ水槽

これはチンアナゴ水槽なんですが、チンアナゴの観察はチンアナゴの気持ちになって、というのか、チンアナゴが臆病だから、穴から首を出して観察するようになってます。

みなとやま水族館のチンアナゴ

穴から首を出してじっと待ってたらチンアナゴも出てきてくれました。

熱帯魚屋によく出入りする人にはおなじみのグラスキャット
キャットの名前の通り、ナマズの一種ですね
綺麗に見えるように照明に工夫をされてます。

一番長い事眺めていた、トビハゼの干潟水槽
癒される。
いつか飼育してみたいんですが汽水魚とか海水魚は難しいですよね

生体の代わりにお持ち帰りしようかと悩んだトビハゼのぬいぐるみ、自分は五十半ばを過ぎてるのを思い出して断念しました。

神戸の祇園神社から湊川温泉、みなとやま水族館で半日楽しめました。

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