雅楽1400年の歴史を守る為に雑草抜きにハリキッて行ったものの、3日筋肉痛で苦しみました

鵜殿のつる草抜き
新!八代目日記

雅楽は日本伝統の音楽でありまして、その歴史は古く、奈良の大仏さんの開眼法要の時にも盛大に演奏されたそうです。

雅楽を構成する管弦は笙〈しょう〉,篳篥〈ひちりき〉,竜笛〈りゅうてき〉三菅で演奏されますが、篳篥には廬舌(ロゼツ)という洋楽器で言うところのリードが必要なんですが、廬舌の原料の葦(ヨシ)は、古くから高槻市の淀川河川敷、鵜殿の葦が最適なんだそうです。

その鵜殿の葦がコロナで2年あまり野焼きが出来ず、雑草が茂り壊滅状態という事で雅楽協議会が雑草抜きのボランティアを募集してはりましたので行ってまいりました。

「つる草抜き」の初日は4月10日、その日は午後から東儀秀樹さんのコンサートも開催されるとの事で、それならばと私がお世話役をさせて頂いている八坂神社宮本組雅楽班の班員にも声をかけてレクリエーションとして参加する事にしました。

宮本組雅楽班からは10名ほどの班員が参加してくれまして、阪急電車京都線 上牧駅に集合、駅から15分ほど歩いて淀川河川敷、鵜殿に到着しました。

鵜殿河川敷

広い、広すぎる
河川敷といえば鴨川しか知らない京都市民の私には、淀川の中流域でもこの広さ!には正直驚くばかりでございました。

淀川に中に巨大な建造物、これは新名神の橋げたになるのだそうです。
こんなに巨大な橋げたの上に走るであろう道路の下はかなり日陰も大きくなると思いますが、葦はちゃんと育つのでしょうかね?

鵜殿の河川敷にあった葦原の説明看板
鵜殿の抜きべき雑草のサンプル

ボランティア受付の横に置いてあった、抜きべき雑草のサンプル。
オオブタクサってなんか肥満体の私にはなんか腹の立つ名前なのですが、これは外来種のつる草で、葦に巻きついて成長し、葦を引き倒してしまうそうです。
今日の駆除対象の最大勢力がオオブタクサです。

鵜殿の葦の若芽(4月初旬)

真ん中に立ってるのが葦で、地面にびっしり生えてるのがオオツルクサです。
これは気の遠くなる作業になりそう。
まだそんなに高さはありませんが、これが葦に絡みついて日光を遮り、葦の成長を阻害するのです。

見渡すと、多くの方が作業してはります。
この日はなんと400名の方が集まったそうです。
事前に開催者から来たメールでは100名が事前登録してくれたって書いてありましたので、当日参加が300名も来られたのでしょうかね?

貰ったビニール袋にせっせと駆除した雑草を放り込んでいきます。
この日は4月初旬とは思えない高気温で28℃を超えてました。
直射日光下での体感温度は30℃を超えてます。
キツイ。

また中腰での作業は腰にくるし、ウンチングスタイルを長時間してるとふくらはぎが張ってくきます。
膝をつくと楽なのですが、葦を踏まないようにするのは不可能なのでできません。

蓮鉢の植え替えを一時間しただけで翌日筋肉痛になるのに、今回はいったいどうなるんだろう、怖い。

鵜殿のつる草抜きボランティアスタッフ

延々と同じ草を抜いてると頭の中で草の形がゲシュタルト崩壊してきまして、いったいどの草を抜いたら良いのかわからなくなってきたタイミングでボランティアスタップの方がオオブタクサとヤブカラシのサンプルを見せに来てくれはりました。

右手に持ってはるのがオオブタクサ
左手に持ってはる赤っぽいのがヤブカラシ
藪枯らし、なかなか強烈な名前ですね。

ヤブカラシを抜くと途中で折れて根が出てこないので?と思ってたのですが、帰宅後調べたら地下茎を長く伸ばして広がり、他の植物に絡みつくそうです。 葦の天敵ですね。

たぶん地下茎が取れてないので、またそこから新芽を出し、何度も何度も抜かないといけないんだと思います。 そら藪も枯れますわ。

オオブタクサを抜きました。
つる草抜きを頑張って満面の笑顔の雅楽班班員

ったどぅ〜



二時間作業して終了、見てください、彼らの足元の状態
とても綺麗になりました。

満面の笑みですが、左の方は僕と同様、翌日から筋肉痛で3日ほど苦しみます。

これは去年の葦の枯れたものですが、来年はこれぐらい太いのがたくさん育ってくれる事を願っております。

集めたつる草をボランティアスタッフの方が軽トラックで回収していかれました。
今日の作業終了、お疲れ様でした。

主催者が近くの公民館に休憩室を設けてくれてはりまして、そちらで持ってきた弁当を食べ、少し休憩したのち、東儀秀樹さんのコンサートが開かれる本澄寺へ向かいました。

お寺へ入ると、すでにすごい人です。

本堂の入り口はこんな状況で(汗)

最初ボランティアの参加者は100名ほどって主催者さんからメールが来てたので、100人なら大きなお寺の本堂なら入れるだろうし、コンサートをかぶりつきで見られるなぁと考えていたのですが、開催日の3日ほど前にメールで「本堂の中には招待客しか入れません」と知らされました。

今回の参加の主目的はボランティアなのですが、それでも雅楽をやるものとして東儀秀樹さんのコンサートは楽しみにしておりました。
後出しで「本堂の中には招待客しか入れません」と知らされた時は正直がっかりしました。
声をかけて参加を呼びかけた雅楽班の皆んなにも、なんだか申し訳なくて。

仕方がないので境内の日陰にビニールシートを置き、せめて音だけでも聞かせて頂く事にいたしました。

最初に天理教大学雅楽部の学生さんが越天楽を一曲だけ演奏されました。
もっとやってくれはったら良いのに。

その後、東儀さんの演奏が始まりました。
ミニコンサートとの事で2、3曲演奏されるのかな?と思っていたのですが、たっぷり一時間以上演奏してくれはったと思います。
おとなしく音だけ聞いていたのですが、後半になると少し人が少なくなってきたいので本堂の中を覗きにいきました。

遥か遠くに東儀秀樹さんとご子息が見えました!
その後、東儀さんは本堂に入れない人がたくさんおられるのでと、境内に降りてきてくれはりまして、私の目の前を篳篥を吹きながら通られました。
まるで聖者の行進のようです

直に見る東儀秀樹さんは超絶男前アンドスリムな体型で関西風に言うと「シュッとしてはる」人でした。

東儀さんのコンサートが終わり、雅楽班の仲間と阪急電車に乗って高槻駅まで行き、居酒屋で直会をしました。
コロナ禍で長く会ってない人もおり話が弾みあっというまに二時間が過ぎ、阪急で河原町へ戻り飲み足りない人と二次会を楽しんで帰宅しました。

想像通りというか翌日から3日筋肉痛で苦しみました。
特に翌日は、子供の頃プールで遊び倒した時みたいに全身倦怠感に包まれて仕事になりませんでした。
たった二時間でこれですから、私には農業は絶対出来ない、お百姓さんありがとう、これからは今まで以上に感謝しご飯を頂く事にしようと心に誓いました。

つる草抜きは9月頃まで行われるようで、ボランティアを募集してはります。
また募金も受け付けてはりますので、興味のある方は雅楽協議会のHPをごらんくださいませ。

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