知恩院さんからチラシの配布と数枚の拝観券をもらったので行ってまいりました
正直、寺社のライトアップは数年前あまりの人の多さに途中で退散してきた清水寺のライトアップからなんとなく避けてたんです
しかしながら知恩院さんのチラシを見てみると、なんというかとてもキャッチーで「これは行かんとあかん」という義務感と「行かなもったい無い」という気持ちが強く湧いてきたのでございます
どうです?このチラシですよ、すごい熱量が伝わってきませんか?
芸達者なお坊さんによる変わり種説法とかとても面白そうだしお坊さんのブレイクダンスショーとかとても気になったのですが、日程の都合と趣味により雅楽演奏のある日を選んで行きました
雅楽の演奏開始は17:45分、11月の頃ですからあたりはすっかり日が落ちライトアップの照明がええ感じで知恩院山門を照らしております
雅楽演奏のステージは山門下
すでにお坊さん達が並んで座っておられます
平調越天楽と民謡?の二曲演奏されたのち、今度は道楽(平調五常楽)の演奏がありました
(ステージは二回あり、二回目は盤渉調越天楽でした)
後ろに付いて知恩院の本堂である御影堂前まで歩きます
ふふ、なんだかとても楽しい
雅楽はここで終わりまして、切れ目無く次のイベント変わり種法話へと案内されます
たくさんの方が聞いておられます
今お寺には観光寺院はさておいて本当に人が来ないと聞きます
というかうちの菩提寺も年二回の集まりにさえほとんど檀家さんが来られません
そんな時代にこれだけの人が法話を聞きにこられるというのは素晴らしい事だと思います
三味線をお持ちのお坊さん
法話に合間に津軽三味線を演奏されました
浄土宗の宗歌「月影」を歌われて、「あれ?この曲なんだか聞き憶えがある」と思いました
僕は浄土宗では無いので、たぶん知恩院さんのカブスカウト第27団に所属してた時に歌ったのかなぁ?
最後は美しい母の愛情の歌「ヨイトマケの歌」を歌われました
少しウルっときました(^^ゞ
冒頭「法話だけだと皆さん眠られるので眠たそうにされたら三味線を弾く」っておっしゃってたんですが、法話もものすごく面白かったよです
このお坊さんのお寺の檀家さんは幸せですね
変わり種法話の後はライトアップで秋の紅葉を堪能しました
スマホしか持ち合わせておらずあまり良い写真がありませんが、こんな感じでした
あっという間に二時間が過ぎました
行ったのは日曜日の夜だったせいかもしれませんが、さほど混んで無いしじっくり景色を楽しめました。
知恩院さん公式サイト
https://www.chion-in.or.jp/
知恩院ライトアップ2019情報
https://www.chion-in.or.jp/special/lightup_aut/
リンク先を覗いて頂ければこのブログのタイトル「南無い」の意味がわかると思います
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