琵琶湖の春の風物詩、スジエビを食し飼育する

琵琶湖産スジエビ
新!八代目日記

毎年2月後半から3月ごろになると、滋賀県から琵琶湖産のスジエビが京都中央卸売市場に入荷します。

今の様に流通が発達してなかった時代、海から離れた盆地の京都では、琵琶湖のめぐみが大事な食材であり、食文化に大きな影響を与えてきたんです。

川エビ(スジエビ)もその一つで、飴炊きにしたりエビ豆にしたりかき揚げにしたりと春の味覚を楽しんでます。

スジエビの甘煮 砂糖5、醤油、みりん、酒を各3で汁気が無くなるまで煮詰めます

藤村屋でもたまに仕入れて販売するんですが、獲れたてでまだ透明感のあるエビが入荷します。
それを小売用に小分けしてると、必ず手に衝撃を感じます。 何匹かは生きていて跳ねるんですわ。

まだ生きてるもんをそのままパック詰めにするのは、なんとのう忍びなくて藤村屋で湧いてる井戸水に入れてやるんです。
最初は横たわってるんですが、そのうち元気を取り戻して体制を立て直し元気に泳ぎだします。

今回は5.6匹と思いの外多く復活したので、どうしようか、鴨川に放流しよか(藤村屋からは徒歩3分で鴨川です)と悩んだんですが、いつもハス鉢でボウフラ退治に勤しんでくれてるメダカの冬季避難用水槽に入れる事にしました。


ただスジエビはヤマトヌマエビなどに比べて肉食性が強いので、あまり長居はさせておけないようで
もう一個水槽を増やしますかね

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