京都の紅葉目当てに大勢の人が京都に来られる秋の観光シーズンに、コロナ禍に無くなってお葬式に行け無くてずっと気になってた叔母の墓参りに四国は高松に行ってきました
前日の徳島でのみかん狩りで徳島で一泊してからの高松への移動です
国道11号線沿いにあった北灘漁協直送 とれたて食堂にトイレ休憩で寄ったら鳴門わかめの味噌汁のふるまいがあったので、タダで頂くだけでは申し訳ないと北灘産鳴門わかめ入りたこ焼を購入して頂きました
今日は三食さぬきうどんにすると決めてたのに朝食から失敗です
でも美味かった、味噌汁もええダシ出てました
さくっと食べてすぐ出発です
国道11号線を高松方面へ進み本場さぬき うどんや へ
名前がベタ過ぎて大丈夫かな?と正直思いました
だって京都にあるお店でもやたら「祇園」とか「錦」とか地名を強調してるところのほとんどは観光客向けのところが多い外資系運営(京都人の言うところの外資系は海外では無くて東京とか大阪資本のところも含まれる)が多いんですもん
国道11号線で香川県に入って入ってすぐにあったうどん屋さんなので、我慢が出来ず名前のことはとりあえず置いといて入店しました
結果正解でした
温玉ぶっかけをオーダーし、セルフのネギと天かすをたっぷり投入
ウィンナー、イカ天、かしわ天、ちくわ天など天ぷらもたっぷり
大根がええ色に炊き込まれてたので、ついついおでんも購入
セルフ店の怖いとこはついつい取り過ぎてしまうトコですね
海を見ながら完食です(^_^)
満腹ゆえしばし放心状態
久しぶりのさぬきうどん、やっぱりしこしこしててのどごしもよくて最高
普段は京都のおなごしさんうどん(私の造語、女子衆さん(女中さん)=女腰さん=女性の腰のように柔らかいうどん)ばかり食べてますので(もちろん郷土の味としてやわらかいうどんを愛してはいるのですが)、さぬきうどんは別格です
たぶん私に流れるさぬき出身の親父のDNAが呼び覚まされるんでしょう(適当)
おうどん屋さんから小一時間ほど移動して、叔母嫁ぎ先家の菩提寺で先代住職の奥様に温かく迎えて頂いて、20分ほど世間話をして、帰ろうと思ったらご住職が帰ってこられて、今度はご住職とお話ししてたらあっという間にに一時間たってしまいました。
そこから叔母の嫁ぎ先の本家筋の叔父さん家に行ったら、また温かく迎えて頂いて、叔母嫁ぎ先家のお墓参りをさせて貰って、そこから車で20分ほどの私の親父の本家筋のお墓を一緒に探して頂いて、
というかなかなか見つからず探しまくってたけど結局見つからず、おじさんから
「これだけ探したらご先祖さんも納得ぞ!」
の、一言で救われた気持ちになってあきらめたら、その時点で午後3時でした
翌日は仕事なので今日中に京都に帰らないと行けないんですが、車だし帰宅は深夜になっても良いので、せっかくここまで来たんだからと前から行きたかった善通寺市まで足を運びました
弘法さんがお生まれになった善通寺へのお参りと本広克行監督のさぬき三部作(『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)、『UDON』(2006年)、『曲がれ! スプーン』(2009年))のロケ地巡りが目的です
善通寺は京都の東寺、高野山の金剛峯寺とともに弘法大師三大霊場の一つと言われております
三大!と言われて二つ行ってたら、残り一つは行きたいですよねえ
さぬき三部作!
最初に観たのはサマータイムマシンブルースという映画なんです。
京都の劇団ヨーロッパ企画の人気舞台作品が元々なんですが映画化もされ、つい最近はリメイクアニメ化もされえの、なかなか面白いタイムトラベル物です。
私は本広克行監督のファンという訳では無くて、映画に出てくる善通寺市の街並みがなんというか郷愁を感じるというか、もちろん一回も行った事は無いのですが、商店街や商店がとても懐かしい雰囲気を醸し出してて、サマータイムマシンブルースの後に曲がれスプーンを観たら、もうこれはいつか必ず善通寺市に行かないとアカンと思ったんです。
高松から車で一時間ほど移動し、善通寺市に入ったのが少し遅めの午後5時前、まずは善通寺にお参りしました
本堂地下で胎動巡りなどをして、書き置きの御朱印を頂戴しました
帰宅後、西国三十三箇所の納経帳に貼らせて頂きました
弘法大師三大霊場を全てお参り出来た達成感を感じましたよ
11月なので5時近くになると薄暗くなってきます。
なんともさぬき盆地らしい景色を眺めながら善通寺を後にしました
善通寺を出てすぐのところで映画のロケ地を発見 本家堅パン 熊岡菓子店
が、すでに閉まってました
残念
町に繰り出してみるんですが、日曜日の夕方という事もあり人が全然歩いていない
商店も空いてない
寂しすぎる
平日昼間はどんな感じなんでしょう?
散髪屋さんに人がいてちょっとホッとするぐらい人がいないんです
ロケ地を探してみましたが、なかなか見つかりません
でもやはり映画が15年ぐらい前という事で、ほとんど街並みが変わってしまってます
映画だとこんな景色だった通称UFO通り商店街
味わい深いですよね
映画では街灯がすごく良い味を出してるんですが、2022年現在は
照明は全て味気のない小さなLEDライトに変わってました
(以下妄想)
国の補助金かなにかで入れ替えたんでしょうね
ちょうど10年ほど前、商店街向けに省エネがどうとか言ってLEDに変える補助金がバンバン出てましたもんね
きっと地元商店街は映画で存在感をアピールしたあのUFOみたいな照明を残すべきだ!なんて懐古派と、最新のLEDで街を明るくすべきだ!という改革派でやりあったんだろうと思います。
いろんな意見が出たのにお上のガチガチの補助金の規約で改修はだめ、全取っ替えのみ、照明は老朽化してくるし、で泣く泣く入れ替えたんでしょう
出来上がって点灯させた時は懐古派はさぞがっかりしたと思います
地デジのポイント還元しかり、エコカー減税しかり、国の補助金事業などロクなもんではありまセン(ごにょごにょ)・・・
(妄想終わり)
そんな残念なUFO通り商店街を車で抜けて辿り着いたのが洋菓子ワールド善通寺店
善通寺でさぬき三部作の名残が残ってるのはここが一番でした。
ロケ地巡りをされるならここは絶対行った方が良いと思います
おすすめです
色あせたポスターがええ味だしてます
店内のイートインスペースで店内に飾られている色あせたポスターや、サイン色紙を眺めながら購入したケーキを頂きました
イートインを頼むとサービスで紅茶が頂けます
カップを持ってきてくれはるのでティーバックにお湯をそそいでいただきます
最近の洋菓子は500円が当たり前、600円や700円もザラって時代にリーズナブルな価格で提供されてます
閉店30分前に入店したのですが、のんびりすごさせて頂きました
洋菓子のワールドさんのお陰でロケ地巡りが出来た! とようやく感じら大変ありがたかったので、お土産も買わせて頂きました
晩御飯もさぬきうどんを食べて帰ろうと思いJR善通寺駅より車で10分ほどの場所にある
時は手打ち 麺通堂 郡家店 へ寄りました
日曜日の19時ごろなので地元客がほどんどで、女性が店内で麺を打って茹でて盛り付けてときびきび動いてはります
メニューを見ると一杯1,000円を超える祇園のうどん屋さんに見習ってほしい低価格
迷わず釜玉
さぬきうどんを最も美味しく頂ける方法だと思ってます
またおでんと
天ぷらをたっぷり取ってしまいました
セルフ店は本当にやばい、ついつい取り過ぎてしまいます
汚い画像ですいません
ケーキを食べてすぐで、天ぷらの取り過ぎもあり後半少々脂汗が出てきましたが、ちゃんと完食
京都への帰りは瀬戸大橋を通って帰りました
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