祇園の住人である私は滅多に北大路通りの方に行く事がありません。
北大路ビブレは祇園から最寄りの繁華街、四条河原町に比べて魅力的な店があるかと言えばそうでも無いし、植物園はあまり興味が無いし、もうちょい北にある京都コンサートホールに行くのは夜がほとんどなので終演後はおとんど店が閉まってるしで
そんな北大路通りを自動車などで通るといつも味わいある店構えで気になってた、福そばさんに行ってまいりました
実は近くの人気店、グリル はせがわに行こうと思ったんですが、行列ができてたので断念しました。
待つの嫌いなんです。
店の前にCDやら本やら雑貨がごちゃごちゃ置いてあります
飲食店なのにこのごちゃごちゃ感は逆効果では?と思いつつも、こういう感じでも商いが続けていけるのはきっと
地元常連客が多い=味が安定している
に違い無いと思い、勇気をふりしぼりつつ店に入りました
先客が2組あったので店内撮影がはばかられたんですが、こういうこういう極々ありがちな個人経営のおうどんやさんという感じの店内です
古物商の証明書みたいなのが置いてあったので、前に置いてあった本やCDは二足のわらじで販売されているのでしょうかね?
2023/8現在のメニュー
一番高い鍋焼きでも1,000円という良心的価格です
目当ての親子丼も880円(税込)と、私の中でのルール
親子丼は1,000円まで
を下回ってて、たいへん嬉しく思いました
待つ事15分ほど
そこそこ高齢に見えるご主人と、厨房にもう一人おられるような気配がしたのですが二人でお店を回しておられるようで、親子丼が供されるのに少々時間がかかりました。
仕事中のランチ需要にはちょい厳しいかもしれませんが、そういう人はチェーン店などに行けば良い話で、日曜日の昼下がりで時間の余裕がある私には、店内でゆっくり流れる時間が逆に心地よい感じさえいたしました。
お店の方もお客さんもセカセカ動く人がいない、人の出入りが少ない、喫茶店で言うならスタバに対する地元喫茶店みたいな、このゆっくり時間が流れる感覚はフランチャイズ店では絶対味わえない空間です。
おおっ!うまそう
ふわっとして少し黄身部分が残るとじ卵、これは卵を溶く時の絶妙な加減で止めないと出てきませんよね
九条ネギ、小さく切った鶏肉、完璧です
(体重が90kg近い私にとっては)量が少し少なかったのと山椒の粉が最初から振ってあるのがちょっと残念でした
が
油揚げの入った合わせ味噌の味噌汁と、ひろうす(がんもどき)とさつま揚げの炊いたん、漬物に塩こぶが付いてる定食スタイルなのが控えめな量の親子丼を十分にカバーしてくれました。
福そばの最寄駅は京都市地下鉄烏丸線、北大路駅、徒歩5分です
最寄りの観光地は、京都府立植物園、京都マニアにおすすめな企画展をやってる大谷大学博物館などがあります。
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