先日テレビを見ていたら「池の水ぜんぶ抜く」って番組をやってました
池の水を抜いてその池に住んでる水生生物を水あげしその中から外来種を判別して駆除するって番組のようでした
番組の目玉というか最大の採取目標がアリゲーターガーでした。
アリゲーターガーは成長すると2メートルにも達し、北米が原産地ゆえ日本で越冬出来るんです
中学生の頃、スポッテッドガーというアリゲーターガーの近縁種を飼ってました。
アリゲーターガーほど巨大にならず、120cmの水槽を用意すれば余裕で飼育出来る魚です。
そんな事もあり、巨大生物とか獰猛危険と煽り立てられてるアリゲーターガーがなんだか不憫に感じました。
アリゲーターガーが悪いのでは無く、一般人ではとても飼いきれない魚をお客に詳しく説明もせず売ってる熱帯魚屋や飼いきれなくなって放流した元飼い主が悪いんです
政府は2018年からアリゲーターガーを特定外来生物に指定し国の許可を得ずに輸入や販売、飼育ができなくなるそうですが、僕が中学生の頃から売ってるのに対応が遅すぎですね
番組ではゴミの様にバケツに放り込まれて死んでるブラックバスが何度も映り哀しい気持ちになりました。
レジャーフィッシング目的で放流したり、釣ってもリリースしてる人間が一番悪いのに
観賞魚は最後まで愛でる、釣った魚は食べて己の血肉にする、当たり前の事です
と、今日仕入れたカマスを開きながら考えておりました
カマスは鮮度が良かったので一塩して刺身にして食べました
甘味があって最高でした
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