僕は宮本組という八坂神社のご奉仕団体にいて、祇園祭にご奉仕したり摂社末社の祭礼に参列したりしてるのですが、その宮本組の常任幹事に澤木君という新聞社に務める記者がおります
祇園東の元芸妓さんを母に持ち中学生の頃から宮本組でご奉仕しているホンマ物の祇園のおっさん、、、、(江戸っ子的な形容詞が無いか考えたが思い浮かばず)、、なのですが、その澤木君が本を書きました
祇園祭と聞くと、ほとんどの方は豪華絢爛な山鉾巡行を思い浮かべますが、祇園祭の本質は疫病退散をもって国家安寧を祈念する祀りでありまして、山鉾巡行が露払いをした後、17日と24日の夕刻より始まる神輿渡御、神幸祭と還幸祭がもっとも重要な祭事なんです
我々宮本組はその祭事にご奉仕されて頂いてるのですが、澤木君の「祇園の祇園祭」は、京都人でさえほとんど知らない一ヶ月に渡る祇園祭の祭事、またそのための準備作業について事細かに解説し、また祇園祭の歴史はもちろん、今はもう鬼籍に入られた宮本組の先輩方、祇園の名物おやじと申しましょうか、そんな方々の逸話まで詳細された、なかなかマニアックというか、正直この本を読んだ方がそれを知ってどうすんねんって僕は思うのですが(笑)、京都や祇園を愛してやまない方にはぜひともお読み頂きたい一冊に仕上がってます
たくさん売れると「印税でご馳走して〜」と澤木君に言いやすいので、ぜひともよろしゅうお頼の申します。
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祇園の祇園祭
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平凡社 祇園の祇園祭紹介ページ
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