令和元年の祇園祭は祇園祭が始まって1150年の記念の年でありました。
私の所属する宮本組の担う神宝行列も、今までは中御座の先導を務める一列の行列でしたが、原組頭の号令の元、三基の神輿それそれに分かれて行列する事になりました
私も宮本組に参加して20年ほど経ちますが初めての経験であり、何より八坂神社の御祭神である素戔嗚尊を頂く中御座担当の長になりましたものですから、万が一の失敗も許されない状況にありまして、苦しい時の神頼みではありませんが八坂神社とは縁の深い大阪の住吉大社にお祭が無事斎行なされますようにと祈願に二月に行きました
(その時のブログ)
https://blog.fujimuraya.com/?p=642
お祭も無事終わり、ここ数年続いたアルバイトのケガや病気も今年は起こらず、小さなトラブルはありましたものの大成功と言える記念年のお祭でしたので結願のお礼参りに住吉さんに行ってきました
先のブログにも書いてますように住吉さんの五大力は三倍返し
行きの阪急電車の中で白石にマジックで五、大、力と書きお返しの石の準備をいたしました
石に凹凸があるのでなかなか上手く書けませんでしたが、まあこれなら読めるし大丈夫でしょう
住吉さんに行く行程はいつものように阪急電車から阪堺線に乗り換えて行きました
本当は南海電車に乗った方が早いんですが、阪堺電車のちんちん電車で大阪の下町をのんびり行くのが精神的に気持ち良いのです
まずは二月に頂いた石を入れたお守り袋をお返しして、用意した三倍の石を戻すわけですが
こんなにたくさんの人が文字の書かれた石を一生懸命に探しておられるもんですから、目の前に戻すのはいかんと思い、人が少ない裏側に回り戻してるそぶりをできるだけかくしてこっそり埋めてきたわけでございます
御礼参りも無事済んで、、、、お礼参り、お礼参りというと、そうやと思い出した場所があり、ちんちん電車で二駅ほど行きます
心斎橋みや竹さんの仕事場であります
1997年、まだインターネットというのが一部の趣味人のものだった時代、ネットで物が売れるというという話を聞いてパソコンを買いネットにつなぎ、ネット通販について調べている時に見つけたネット通販先駆者達が集う掲示板、そこで一番発言され私の欲しい情報を惜しげも無く書き込んでおられたのが心斎橋みや竹さんのオーナー宮武和広さんなのです
当時あの掲示板を見つけられなかったら、藤村屋は近所にあった八百屋さんや肉屋さん同様、もうすでに廃業していただろうと思います。
本当に多くの事を学びました
私にとってはここは住吉大社に並ぶ聖域なのです
お邪魔にならないように回りに人がいないのを確認し、深く一礼をしました
用事が全てすんだら、お腹が減ってまいりましたので宮武さんがSNSでよく紹介しておられるとんかつ一番へ
何にしようかメニューを見ていてふと斜め後ろの男性二人組が食べてるものが気になりました
器がでかい、しかもとんかつというか、釜揚げうどんの器ですよね?それ?
注文聞きに来たおばちゃんに「あれなんどすの?」と聞いてとりあえず注文しました
んで目前に「どーん」と置かれたのがこれ
カツ丼のダシに浸かったとんかつにタルタルソース、ネギ、エビが乗っかってまして、おまけに生卵のはいったつけ汁まで!
熱々のサクサクでたいへんおいしゅうございました
圧倒的なボリューム感でしたが、タルタルソースとダシが混じるのは味が混乱するというかエビANDタルタルはいらんなぁと思いました
ここが面白いのは、とんかつのセットメニューの多くにマグロの刺身がついてること
得したような気分になるものの、方向の違いご馳走二つというか、とんかつ食べにきてるんやから、別に刺身はいらんなぁと思ったり
いえ別にアカンというわけではないんです、お値段とか利口で近所にあったらリピート必須なお店です
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