祇園祭869年(貞観11年)に始まったと言われておりますので、今年(2019年)は1150年目の節目の年となることから、記念年に相応しい祭をという事でお神輿の巡幸が例年よりより見応えのあるものに変わる可能性があります。
多くの神輿関係者や私の所属してる宮本組など関係諸団体で数千名の人が関わる事ですから、変更変化には混乱も伴うと思います。
今年の記念年の祇園祭に無事ご奉仕できますようにと大阪の住吉大社にお詣りしてきました。
なぜ祇園祭の祈念に大阪の住吉さんにお詣に行くかと申しますと、
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いろいろあるんですが、どうも不確実な内容なのでここでは割愛させて頂きます。
京都から住吉大社へのアクセスはいろんなコースがあるのですが、私はいつも
阪急京都線 河原町駅→阪急千里線(大阪地下鉄堺筋線) 動物園前→阪堺電気軌道阪堺線 新今宮駅前→住吉鳥居前
を利用しております
まず阪急で大阪入りする場合、梅田ルートを行くと淀川の鉄橋を渡るぐらいから大阪一の繁華街になるため「大都会へ来た」っていう景色になります
対して阪急千里線(大阪地下鉄堺筋線)からの大阪入りは「大阪の下町を通ってる〜」て感じがしてほのぼのするのです
そしてなにより阪堺電気軌道阪堺線、これはいわゆるチンチン電車でスピードは遅いものの、路面電車ゆえの味わいがあるのです
住吉大社のすぐ前をこんな感じで走っているのです
どうです、ええ感じでしょ?
鳥居をくぐりまして、有名な反橋を渡ります
秋の観月祭はこの反橋の上で舞楽奉納が行われるそうで、いつか行きたいと思ってるんですが、なかなか日があいません
反橋を横からみたところ
住吉大社の拝殿の配置は、境内はいって最初に第三本宮、その横に第四本宮
第三本宮の後ろに第二本宮、その後ろに第一本宮があります
第三本宮、第二本宮、第一本宮は縦一列に並んでます
お詣りの順番は特にないそうですが、ここはやはり三、四、二、一とお詣りしました
さて、住吉大社へのお詣りの第一目的はこちら「五大力」の小石を頂く事でした
第一本宮の右側奥に五所御前という場所がありまして、そちらの敷石に「五大力」と書かれた石が混じってるんです
住吉大社サイトによると
第一本宮南側に位置します『五所御前』という場所で、『五』『大』『力』と書かれた石を拾い御守にすると願い事が叶うという信仰があります
とこ事で、七年前の藤村屋改装の折にもこちらへ祈願しにきて「五大力」の小石を持ち帰ったんです
改装は無事終わりまして、お礼参と共に「五大力」の小石をお返しに上がったんですが、実はこの時、近所の小石をひらって五大力と記し「倍返し」にするというルールを知らなくて、3個頂いて3個返すというチョンボをいたしました(汗)
しかしこの倍返しにするってルール、すごく無いですか?
先の人の想いがこもった石が増えていく訳ですから、御利益倍増になりそうな気がします
今回、無事祇園祭のご奉仕ができましたら八坂神社の小石を頂いてちゃんと倍返しにしたいと思います。
いや前回の分も入れて三倍返しですね
拾った小石は本殿授与所で求めたお守り袋に入れて身につけます
住吉さんでお詣をすませて、また阪堺電気軌道阪堺線に乗り新世界へ、ジャンジャン横丁をひやしかして串カツを食べて帰りました