京都の寺社仏閣で節分行事の見どころは?、と京都通の方に問うとまず出てくるのは吉田神社の節分祭や壬生寺の節分会、千本ゑんま堂の節分会(こんにゃく煮き・だるま授与)がまず出てくる有名どころやと思います。
ほな私の地元、祇園町では?と問われますと、最近は八坂神社の節分祭が大変盛大でたくさんの人がお詣りに行かはりますにゃけど、私が絶対にお参りに行かんならんのは、仲源寺(めやみ地蔵尊)の節分祭です。
仲源寺さんは、四条通りの大和大路から少し東(八坂神社方面)へ行った南側にある、古刹です。
商店街のお店に挟まれた狭い入り口は、ついつい見逃してしまいそうになるのですが、
中へ入るのこのようになっております。
この日は節分会ということで、たくさんの提灯がぶらさがり賑やかな境内となっておりました。
15時頃から法要と豆まきがあるそうなんですが、いつも節分はいわし焼いたりと忙しいのでささっと行ってササっと帰ってきます、すんません(^^;
福豆を求めるとダルマさんが付いてきます。
いやダルマさんを求めると福豆が付いてくる、が正解かも
このダルマさんを貰いにお参りに行くんです
「どこかで見たダルマだなぁ?」とお思いの方、さすがです
京都の多くの節分会で授与されてるこのダルマさん、姫ダルマとか開運だるまとか呼ばれたり。
お寺や神社によっていろんなタイプがあるようで、京都中の節分会、節分祭を回ってコンプリートするのも楽しいかもしれまへんね。
仲源寺、、、、言いにくいな、いつもは「めやみさん」と言うてますので、以後めやみさんで統一します。
めやみさんの場合去年頂いたのダルマをお納めして、「同じようにお願いします」と授与所で申しますと、去年と同じように一つずつサインペンで文字を記入してくださいます。
去年と同じように4つ頂いて参りました。
書いて頂いたのは
・商売繁盛 藤村屋
・家内安全 一浦家
そして藤村屋の角にご鎮座頂いてますお地蔵さん用に
・中之町
・廿一軒町
うちの町内のお地蔵さんは江戸中後期ごろに祀られた比較的新しいもので、京都市内にたくさんある石地蔵では無くて、木像なんです。
以前はずっと仲源寺さんに預かって頂いてて、地蔵盆の時だけ町内で祀らせて貰ってたんですが、2011年の藤村屋の店舗改装の折に一角を提供させて頂き、常に町内を見守って頂いてます。
めやみさんは知恩院さん系のお寺です、洛陽三十三所観音霊場の13番札所でもあります。
浄土宗のお方はもちろん眼病治癒をご祈祷の方はぜひお参りくださいませ。
めやみさんの最寄駅は京阪電車祇園四条駅です。
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